2018年9月2日日曜日

新詩集『Asian Dream』入稿

 
 はやいもので、本ブログ「Mizuho's Perch」に梢を引越してから、今回で第111回目の更新となりました。いつも、お読みくださり、ありがとうございます。

 近刊がきまっていた、詩とジャズがインタープレイ(音楽的対話)する新詩集『Asian Dream』の原稿を、思潮社編集部に入稿しました。とはいえ、入稿それじたいは、七月に済んでいた。なんとなく、いままで書く機会がなくて。

 新詩集は、第3詩集『耳の笹舟』(思潮社)よりページ数をすくなく、うすくしたかったのだけれど、入稿原稿の枚数は、あまりかわらなくて、180枚くらい。ここから、詩篇の数をシェイプアップしてゆかねばならない。

 原稿の大部分は、二年前、藤村記念歴程賞をいただいたときに贈られた、写真の真紅の万年筆「パーカー・デュオフォールド・リミテッドエディション〝福〟」で、満寿屋の原稿用紙に清書。原稿用紙は名入りで、初めて、赤罫をつかった。インクはパーカー社特製のブラック。赤罫は、眼に負担かな、と心配したのだけれど、そこは老舗の満寿屋。まったく、眼がつかれなかった。名入り原稿用紙は、1000枚から注文できたのだけれど、『Asian Dream』の清書を了えたとき、不思議なことに、ほぼ全枚が尽きた。
 初稿は、中里りさ氏がPCでタイプしデータ化してくださった。この場をかりて、中里さんに、お礼を。三年のあいだ、ともに走りきってくれたパーカー・デュオフォールドはメンテナンスにだし、しばし、ご休憩いただく。

 新詩集の刊行は、2019年をめざしています。

 さて、本ブログの更新が、いまのところ週一になってきています。来年からエッセイの長期連載が二本きまり、いま、取材と準備におわれているのです。「LUNCH POEMS@DOKKYO」もリブートするので、企画をたてなくてはならない。中国から、国際詩祭「World Poetry Festival in China 2018」にフルブライト招聘されたのだけれど、ことしは新詩集の準備もあるからと辞退してしまった。今月末には、出雲と鳥取へ。来月は、「いばらき詩祭2018」もある。来年は、東欧から招聘をうけているので、渡航手続や申請書類も準備しなくては。

 嗚呼、もう、九月。

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