2018年11月23日金曜日

リサンミゲル@デザインフェスタギャラリー



リサンミゲルさん



石田瑞穂 Photo by Maru


 去る11/3、原宿のデザインフェスタギャラリーWESTへ。リサンミゲル、ずーしー、パン、Makiron、マル(スタッフ)各氏の20代のアーティストたちによる展覧会「Selfish 」が開催されていたのだ。
 デザインフェスタ、いま、若いアーティストのあいだで有名な人気スポットだけれど、ぼくは、はじめてうかがった。
 常時、7つほどの展示がおこなわれているらしく、中庭にすてきなカフェバーもあり、グラフィティアートが壁面に彩られている。
 以前、渋谷駅のちかくに住んでいたことがあって、キャットストリートにはよく来ていた。本格派の現代アート、アニメ、アンダーグラウンド、モデル撮影フォトまで、多様なアーティストの展示がつどう。こちらにくるだけで、東京アートの「いま」が、コンパクトに体感できそうだ。観光名所にもなっているらしく、フランスやアジアの方々もおおかった。入場料無料なのも、いいですね。
 透明でノスタルジックな画調だけど、どこか不穏なメモリーでもあるリサンミゲルさんの絵画や写真作品。そして、絵画や写真と呼応するように詩作品もいくつか展示してある。展示の数日前に、彼女の第一詩集『リハビリテーション』が刷りあがってきたばかりだともいう。
 その日は純粋にみなさんの作品を
観にきたのだけれど、ポエトリーリーディングをごいっしょすることになった。展示作品をまえにセッションがはじまる。

 詩の朗読は、めずらしくもあるのだろう、日本人や海外観光客もたちどまり、作品を観て、言葉に耳をすまして去ってゆく。観覧者のなかには、もともと詩に興味のある方もいるらしく、いっしょにリーディングしませんか?と誘うと、なぜか、スマホに詩がはいっており 笑 バスぺールエールを片手に二時間、リーディングに興じた。多彩な作品を聴けたし、気負いもせずにゆるゆるとセッションできて、楽しかったなあ。クラブでの演奏のあと、ジャズミュージシャンもよくやるセッションのように。
 この夕方のセッションがきっかけとなり、展示期間中は全日、自由参加のリーディングをしたらしい。デザインフェスタでも話題になり、スタッフブログで紹介されたとか。スタッフブログは、下記リンクをご覧ください。
http://designfestagallery-diary.blogspot.com/2018/11/selfish.html

 みなさん、ありがとう!デザインフェスタも、ぜひ再訪したい。

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