2020年6月27日土曜日

ポエケット with PEDES



 きたる7月5日日曜日、「トーキョー ポエケット イン 江戸博2020」にゲストポエットとして招かれている。その際、ブースもだすのだけれど、ぼくが詩を寄せた新創刊の詩誌「PEDES」と共同で出展します。
 売れ行き好調の「PEDES」は、田上友也氏、二宮豊氏を二十代前半の詩人が中心になって立ち上げた。ゲスト詩人は、宿久理花子氏。詩のほかに、田澤敬哉氏の小説、やなかいずみ氏の写真作品、箕芳氏のグラフィックノベルなども掲載。デザインも、ヒップでカッコイイ。本ブログやイベントでも定期的に共演している、ご存じの面々だ。

 その詩誌からは「今 ここ」がひしひしと伝わってくる。ポエムではなく、この世界にポイエーシス(創造)とはなにかを問いかけるエディティングだからだろう。
 はや四年のつきあいになる田上氏、二宮氏の詩作品、時流にとらわれない個は、一年毎に着実に成長している。
 また、今回、初読の田澤氏の短編小説「鳥打帽」にも、おどろかされた。田澤氏の詩はキーンであり、先鋭。しかし、小説のほうは、けっして派手ではないが、丹念に文の呼吸をかさねながら、じつに繊細に、濃やかな情感を紡ぎあげてくる。小説も、今後がたのしみだ。

 そんな若いメンバーたちとだすブースは、純粋にワクワクする。
 ちなみに、「PEDES」の巻頭には、ぼくの「AO」という詩が掲られている。すばらしくステキなデザインをほどこされ、満寿屋の手書き原稿のまま。ほんとうに、光栄です。が、徒花、異彩をはなってしまっているかも。誌面を汚していないかしらん。

 当日は谷口昌良氏との写真詩画集『空を掴め』と、最新詩集の『Asian Dream』謹製署名本も持ち込みます。レンカさんの踊りも、乞うご期待。本ホームページのニュース欄もご覧ください。
 今年はコロナもあって、短いひとときですが、会場でお会いできるのをたのしみにしています!

0 件のコメント:

コメントを投稿