新年あけましておめでとうございます。
昨年中は大変お世話になりました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。
空蓮房での展示も終了し、ご近所の社に初詣にいったほかはどこにもゆかず、静かなお正月を迎えた。テレビも観ない。年賀状もださない(おかえしはしますが)。仕事や原稿を書くほかは、ただ、のんびりと。
冬の酒器でお屠蘇をいただく。
盃は南宋青磁盃(12~13世紀)、徳利は李朝前期粉引徳利(15~16世紀)。海揚りの青磁盃は凛としてい、お正月に好適だと思う。
徳利は「雪夜」と銘した。まだまだ育ちそうだが、白いままでいてほしい。
青山二郎も、粉引は汚れる寸前が一等美しい、と書いたではないか。
譲ってもらったお店とタイミングはちがうが、盃も徳利も文芸評論家A氏の旧蔵品で、おのずとひかれあう気がする。
花は、母が活けた。
ともかく、新型コロナの勢いが増しているので、今年はなにより平穏無事を祈った。
今年は年男なので、いい年になるといいなあ。
みなさまのご無事と疫病退散を祈願して。
よき新年をお迎えください。
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