去る四月十五日、日曜日。東陽町の「アートスペース Kiten」にて、朗読とトーク「哀悼ー生きうるための言葉を求めて」が開催。三時間にもおよぶ、熱気あふれるイベントになった。ぼくにとっても充実した、新たな出逢いをもたらしてくれた会。ご来場くださり、時間を共有してくださったみなさまに、お礼を申し上げます。
イベントの企画者であり、コーディネーターでもある詩人・俳人・批評家の生野毅さんは哀悼でありながら鬼気迫る朗読をされた。伴奏者の入澤明夫さんは、三器のオカリナをつかいこなして、ほとんど初見で詩と即興演奏する。本イベントの縁起ともなった、後藤健二氏と湯川遥菜氏にささげられた詩篇「哀悼」を書かれた添田馨さんも、「初朗読」とは思えない、巧みな、じつに堂々としたリーディングで聴衆を魅了していた。会場には、詩人批評家の近藤洋太さん、渡辺めぐみさん、現代思想や表象文化論の論者・宗近真一郎さん、トランス・ジェンダーアーティスト/パフォーマーの坂本美蘭さんの姿もある。
本イベントの模様は映像作家の安東順健さんの手で撮影されており、ゆくゆくはDVD化され、YouTubeなどでもアップされていく予定だとか。よって、本ブログの写真も、冒頭の入澤明夫さんのリハ光景と、文末の大宮での打ち合わせ時のスナップのみです。むかって右列の手前から添田さん、生野さん、安藤さん。左列手前から、入澤さん、ぼく。
饗宴のみなさんにも、あらためて、お礼を。
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