徹夜で原稿を書き了えた朝。すこし仮眠をとって、 浦和まで奥見沼を散歩しつつ、原稿を投函しにゆくことにした。 もちろん、ランチはふだん使いのお鮨屋さんで、昼呑みをする、 というオプションつき。
桜回廊を散策しながらバス停へむかうと、 染井吉野の蕾ははちきれんばかりにピンク色にふくらんで、 あと数日で開花してしまいそう。陽気もよかったから、 おなじく散歩の子連れや高齢者、ジョガーでにぎわっている。
ところが、浦和につくと、 新型コロナのせいで人通りの絶えた街は、がらーん、としており、 平日は並ばないとランチできない飲食店は、 ほとんどシャッターをおろしていた。里山のほうが、 人手あったのだった。
さて、お鮨屋さんは開店していたものの、 ぼく以外はだれも暖簾をくぐらない。桜色の小鯛のお造りとコハダの小握りでお銚子が三本あくと、 いつもは謹厳な主人が「もう、客もこねえだろ。石田さんと、 呑んじまおうか」などと、自棄になっていう。
さておき。左右社WEB連載の詩的紀行文「詩への旅」が、 掲載されました。
諸事情あって、更新がストップしていましたが、 今回の旅は、フランスです。
さらに、今月末にはもう一本、おまけの更新 笑 四月からは月一本のペースで掲載してゆきます。
こもりがちな日々。せめて、 こころは詩的に旅しませんか?
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