きたる7月5日日曜日、「トーキョー ポエケット イン 江戸博2020」にゲストポエットとして招かれている。その際、 ブースもだすのだけれど、ぼくが詩を寄せた新創刊の詩誌「PED ES」と共同で出展します。
売れ行き好調の「PEDES」は、田上友也氏、 二宮豊氏を二十代前半の詩人が中心になって立ち上げた。ゲスト詩人は、宿久理花子氏。詩のほかに、田澤敬哉氏の小説、やなかいずみ氏の写真作品、箕芳氏のグラフィックノベルなども掲載。デザインも、 ヒップでカッコイイ。 本ブログやイベントでも定期的に共演している、ご存じの面々だ。
その詩誌からは「今 ここ」がひしひしと伝わってくる。ポエムではなく、 この世界にポイエーシス(創造) とはなにかを問いかけるエディティングだからだろう。
はや四年のつきあいになる田上氏、二宮氏の詩作品、 時流にとらわれない個は、一年毎に着実に成長している。
また、今回、初読の田澤氏の短編小説「鳥打帽」にも、 おどろかされた。田澤氏の詩はキーンであり、先鋭。しかし、 小説のほうは、けっして派手ではないが、 丹念に文の呼吸をかさねながら、じつに繊細に、 濃やかな情感を紡ぎあげてくる。小説も、今後がたのしみだ。
そんな若いメンバーたちとだすブースは、純粋にワクワクする。
ちなみに、「PEDES」の巻頭には、ぼくの「AO」 という詩が掲られている。 すばらしくステキなデザインをほどこされ、 満寿屋の手書き原稿のまま。ほんとうに、光栄です。が、徒花、 異彩をはなってしまっているかも。誌面を汚していないかしらん。
当日は谷口昌良氏との写真詩画集『空を掴め』と、最新詩集の『A sian Dream』謹製署名本も持ち込みます。レンカさんの踊りも、 乞うご期待。本ホームページのニュース欄もご覧ください。
今年はコロナもあって、短いひとときですが、 会場でお会いできるのをたのしみにしています!
0 件のコメント:
コメントを投稿