2017年8月15日火曜日

田園のお盆

 


執筆や仕事で、いそがしい日々がつづき、ブログの更新が遅れてしまいました。

ぼくの地元のお盆は旧暦、八月中旬にお施餓鬼がある。そうこうしているうちに、きょうが送り日という始末。

それでも、自然は地球の暦どおり、たゆまず歩んでゆく。きのうあたりから、急に、庭に自生の鉄砲百合がつぎつぎ、たくさん咲きはじめた。毎年咲くわけではないので、狐につままれた気分。自然はときに、不思議な贈り物をしてくれる。一茎だけ手折って、海揚がりの水瓶に生けるぐらいの余裕はもちたい。

写真は、妻がかざった、竜胆。花器にしているのは、明治期の伊万里焼手火鉢。印判手は安価な生活骨董だけれど、かろやかな涼があって、夏は使い勝手がいい。

晩夏のキアゲハが、見沼の桜の葉のうえで羽を休めていた。田園には、もう、赤トンボが飛びはじめて。今年も、もうすぐ夏とおわかれ。立秋もすぎたから、秋は音ずれているかもしれなくて。

秋といえば、九月初旬から開催される「2017 平昌・韓日中の詩人祭」に招聘されて、韓国へゆきます。2018年にピョンチャンで開催される冬季オリンピックの前夜祭だそう。夏休みは、いつとれるのかしらん。

ともかく、よいお盆をおすごしください。


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