梅一輪いちりんほどの暖かさ
という、服部嵐雪の句が想いおこされますが、啓蟄もすぎ、わが家の庭先では紅白梅から桃、河津桜へと、見えないなにかに手渡されてゆくようにつぎつぎ花が咲きはじめました。
左右社ホームページ・WEB連載コーナーに、約一年間にわたって詩を連ねてきた「連詩 見えない波α」が、ついに完結しました。
詩人の曉方ミセイさん、管啓次郎さん、ぼく、そして、シークレット・ゲスト詩人という順番で連ねてきた、このポエトリー・プロジェクト。結びの文を、ぼくが書かせていただきました。連詩について、くわしくは、この一文にすべからく籠めましたので、ぜひ、お読みください。
もちろん、詩作品も、何度でもご再読をお願いします。
下記に、リンクをしておきます。
そして、連詩バンドのかけがえのないメンバーでもある、曉方ミセイさんの新詩集『魔法の丘』(思潮社)が、本年度の鮎川信夫賞を受賞されました。
おめでとうございます!
東日本大震災から七年が経ちます。
謹んで、この七年をふりかえりつつ、哀悼したいと思います。
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