(C) Risa Nakazato
3月20日、獨協大学の卒業式へ。
第2期「LUNCH POEMS@DOKKYO」実行委員会の四年生が、無事、卒業の日をむかえたのだ。
二年間、行動をともにしてきた実行委員会の卒業生たちは、ピシッとしたスーツ姿に、あでやかな袴姿に、素敵で立派ないでたち。あいにく雨天のため、式後は別室で記念撮影する。
第2期ランチポエムズ、これが、最後の集合写真になった。
わずか二年というなかれ。
最初に出逢ったときから、みなさん、成長され、じつに頼もしくなられたと思う。ランチポエムズの成果はひとしくみなさんのものだけれど、二年間、運営を率いてきた実行委員長の園田遼弥さん、おつかれさまでした。
そして、みなさん、ほんとうに、ありがとう。
さて、そんな感動にひたっていると、卒業生の田上友也さんから「読んでください」と詩集を手渡された。なんと、田上友也さん自身の第一詩集『ぼくときみのあいだ』である。DTP印刷会社に発注した詩集は、なんとか卒業式までに製本が間に合ったのだとか。そして、さらに、おなじく田澤敬哉さんの第一詩集も、卒業式には間に合わなかったが、現在、製本中とのこと。これは、原成吉指導教授にとっても、ぼくにとっても、うれしいサプライズだった。
そこで、ぼくは、きたる6月2日に埼玉文学館で開催される「埼玉詩祭2018」のステージに、田上さん、田澤さんのふたりをはじめ、卒業生、大学院生を誘った。当日は、ともにポエトリー・リーディングをすることになるかもしれない(この件は、後日、ふたたび告知します)。
ランチポエムズを卒業しても、こんなふうに、ポエジーの環がつながってゆくことに興奮し、感謝した卒業式だった。
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