年末年始の原稿が一段落したので、やっと自分にもお正月休みがきた気がする。
元旦くらいは、さすがに休息するのだけれど、一月の第三集くらいまでは指になじんだ老万年筆を握って原稿用紙のまえにかじりつくのだった。新年の初原稿は、詩が一篇と鬼怒川金谷ホテルなど連載エッセイ二本、書評が三本。
未だおかえしできていない年賀状の束に、うしろ髪をひかれつつ、それでも、精神衛生のため夜の街へくりだしたのだった。
写真は、人と逢う約束で伺った、新横浜プリンスホテルの四三階のバー。宇宙船のような夜景を眺めながら、初ドライ・マティーニ。
二軒目は浦和の名バー「リンハウス」へ。初スコッチは、ゴードン&マクファイル「ハイランドパーク 十七年」で〆。「駒ケ岳」シングルモルトが金メダルを射止めたワールド・ウィスキー・アワード2019に、マスターの鈴木さんは審査員として参加していたとか。
それにしても、「初」とつけるだけで、なんでも縁起がよい気がするから、不思議だ。本年もどうぞよろしくお願いいたします。
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