2020年2月7日金曜日

Good By Pork Pie Hat for Waseda Univ.




横浜での連泊出張から帰宅すると、「石田さん、ブログは?」という催促メール 苦笑 また、郵便物のなかに、今年度の早稲田大学の講義「日本の詩、世界の詩」のテスト答案が送付されてきていたのだった。

テスト。人生において、もう、二度と、おめにかかりたくないもののひとつである。二日酔いには、ときどき、逢いたいが。それでも、ぼくは、毎年、採点がたのしみ。答案からは、学生さんたちがどう詩を読み、受けとめてくれたのか、その生の声が聴こえるから。

今年は、田村隆一の詩集『言葉のない世界』劈頭の詩「星野くんのヒント」を、出題した。それと、拙詩集『Asian Dream』と左右社WEB連載中の詩的紀行エッセイ「詩への旅」を、補助問題に。

どの答案も、若い感性と好奇心が横溢する、読み応えのあるものだった。回答は記述式で二百字程度。上記の三問から自由に選択して、記入してもらう。ところが、一問のみならず、二問、三問、答案をびっしり字でうめてくれた学生さんたちが、何人もいた。ぼくとしては、詩に「答」はないとおもっている。でも、テストだから、仕方ないのです。とまれ、ぼくの採点は、だいたいにおいてABしかつけない。教師としては甘々なのです。

早稲田大学のみなさん、おつかれさまでした。

「詩への旅」について回答してくれた学生さんのなかには、試験後の春の旅行について、詳細に旅程を書きこんでくれた答案が、いくつかあった 笑 たのしんできてくださいね。

さておき、本年度で、早稲田大学での講義は、諸事情あって終了となります。詩人の城戸朱理さんから引き継いで、五年間。学生さんたちは、昨年の横浜「ちぐさ」でのイベントにもきてくれたり(感想をありがとう)、ぼくは教鞭をとった(微力ながら)だけではなく、たくさんのことを学んだ。

 五年間、ありがとう。こころからお礼を申し上げます。

 写真は、最後の講義の帰りに、早稲田古書店街のディスクユニオンで購入した、ヒップで気鋭のトランペッター、アビシャイ・コーエン(同名の、これまたすごいベーシストがいる)のトリオ・アルバム。
なんと、ミスタ・コーエンのサイン入り!
収録曲から、チャールズ・ミンガスの名曲をカヴァーした「Good By Pork Pie Hat」(ライブ)を、早稲田の学生さんたちに捧げます。


See You Later Alligator! 

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