6/1の杮落とし、ぼくの最初のお客さまは、アメリカはオークランドからきた女性詩人、 Judy Halebsky/ジュディ・ハレスキさんと、夫でカリフォルニア大学教授の地質学者 Chris/クリスさんのおふたりだった。
ジュディは、6/24のイベントでも共演してくださる。エクセレント・ポエット、ジュディの紹介は、また、あとで。
展示を観たあとは、当然?呑みに。文士や芸術家から愛された浅草、蔵前、ぼくのおすすめの呑み処を紹介しておきます。
まず、写真の一番目と二番目、空蓮房からも徒歩五分のご存知、ドジョウ鍋とクジラ料理の老舗「駒形どぜう 本店」。詩人の西脇順三郎が好んだお店。カリフォルニアからきたクリスに、クジラ、食べる?ときくと、ノー!のご返事。本店の中居さんは、かつては、秋田出身の女性しか採用されなかったとか。理由は、「秋田美人」。そんなところ、江戸東京の粋な遊びごころがかいまみえて、おもしろい。
そこから徒歩三分で、池波正太郎がさんぽ途中に立ち寄った、「並木藪蕎麦」。昼間は、海外観光客が店前でならぶようになった。
居酒屋派には、蔵前最古「駒忠」がいいでせう。ここは、写真家の港千尋、畠山直哉、森山大道さんらも来られたとか。レモンスライスを二枚いれる裏メニューハイ?がドライで、いい。
蔵前からすこしはなれた浅草。ほんとうの浅草は六区周辺というけれど、以前、空蓮房の谷口昌良さんにお連れいただいた、「米久 本店」元祖牛鍋屋のおもむきをのこしていて、よかったなぁ。
鰻なら「小柳」、「前川」かしらん。
そして、〆は、浅草ビューホテルちかく、直木賞作家の青山文平さんがかよう名バー「バーリイ」でせう。
ほかにも、いろいろあるけど、基本はこんなところで。
最後に、ワインバー「コントワー・クアン」を推輓したい。三番目の写真がそうなのだけれど、フランスやイタリア、日本のビオ・ワインを中心にセレクト。そして、ワインはもとより食事がおいしくて、お値段はリーゾナブル(と思う)。グラスワイン二杯に、有機野菜がたっぷりの前菜で、三千円くらい。写真のは、食後だったので、おつまみ程度だけれど、伊豆軍鶏の生ハムと八年熟成のパルミジャーノチーズ。こちらのキッシュは、魔法!
おすすめの食事処や、個展のあとの呑み処は追々ご紹介しますね。
お愉しみに。
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