よいお年を
みなさん、どんな年の瀬をおすごしですか。ことしから、ぼくはおせちづくりに参入。
妻がとりよせている丹後の地野菜がとどく。どれも原種にちかい野菜で、無農薬、無肥料で育てられているという。生産者は、「やさいや 土のこ」さん。それでも、こんなりっぱな蕪がそだつ。
見通しのよい蓮根は、茨城の方がおすそわけしてくださった。節穴はきらきらした瑞々しい純白で、皮むきをする刃が身にまったくひっかからない。皮がむきにくいのは、しなびているからだとか。これは、酢蓮にする。
庭でつんだ梔子は、きんとんの色づけに。
ことしも、たくさんの方にお世話になった。
4月には、ロンドン•ブックフェアに。6月には、蔵前のギャラリー、空蓮房さんで個展とイベント。秋には、韓国と南紀伊に。そして、もちろん、獨協大学でランチポエムズ。ことしのイベントや講演は、36回にのぼった。
詩人の管啓次郎さんと暁方ミセイさん、そして毎月豪華なゲストを招いて展開した左右社ホームページ連載の『連詩 見えない波α』も、いよいよ佳境にはいった。
日本はもちろん、イギリス、韓国で出逢った詩人たち、アメリカはオークランドから飛来した詩友Judy Halebsky、拙詩とコラボレーションしてくださったアーティストのみなさま、獨協大学、フェリス女学院大学、早稲田大学で出逢った学生さんならびに先生方、イベントにおこしくださったみなさま、いつもご迷惑をおかけしている編集者のみなさま、家族親戚、草木鳥獣、法界万霊、すべてに感謝を。
春日部の「麵や 豊さん」秘伝のレシピで煮豚をことことしていたら、あ、そとは大晦日の小雪。
おせちづくりがおわったら、横浜を散歩。歩きつかれたら、グランドホテルのバーでマティーニでも呑もう。湊に、雪が、ふっているといい。
みなさん、よいお年をお迎えください。
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