2018年5月1日火曜日

また、野毛呑み





フェリス女学院大学の講義のあと、昨年、教えた学生さんと卒業生さんが顔をだしてくれた。ブログを読んでくださったみたいで、「今晩も野毛ですか?」。

今回、呑んだお店は、鯨料理で知られる「大門」。女将さんと、若い女性店員さん(娘さん?)できりまわしているらしく。

まずは、ビールで乾杯。お通しに、イワシの刺身がでたのだけれど、ピカピカ光って、お通しのレベルではない。お新香も頼み、つづいて、鯨の刺身とユッケなど。酒は久保田千壽でとおす。鯨の刺身は、赤身とトロ(脂刺)を交互に盛りつけて紅白にするのが、ただしい鯨刺だとか。
鯨肉は、とても新鮮で、あの独特の血の馨が、酒によくあう。臭いとは感じない。新潟のさらっとした酒よりは、広島の竹鶴や埼玉の神龜ぐらいのヘヴィー級がいいのかも。
女性陣は、女将さんの「特製若鶏唐揚げ」がいたくお気に召したらしい。三人で六千円ちょっと。

小一時間、呑んだところで、野毛の名物中華料理店「萬里」で、野毛一というタンメンを〆に。タンメンというと、スープは淡白なのが一般的だが、こちらはしっかり鶏ガラの白湯、麺も太麺。

彼女たちと別れたあと、ぼくはJAZZ喫茶&バー「ちぐさ」へ。ハイボールをたのみ、不世出の天才ドラマー、ラルフ・ピーターソン(Ralph Petereson)がsomethingelseに吹きこんだ名盤「V」をリクエスト。二台のJBL大スピーカーで堪能。四谷の「いーぐる」、一ノ関の「ベイシー」しかり、ジャズ喫茶で今日も健在なのは、JBLのスピーカーとLPレコードにこだわっている店か。

また、ごきげんな、野毛の夜。

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